渡瀬恒彦さん残念です

 俳優・渡瀬恒彦さんが死去されて、ショックを受けております。東映映画でいえば、『仁義なき戦い』以降の実録ヤクザ映画で活躍された俳優さんでした。脇役が多かったですが、存在感は突出でした。

 二枚目にも関わらず、ドスの利いた低い発声、そしてチンピラ風情の醸し出し方など、「活きのいい若手組員」を演じたら一級品でした。『仁義なき戦い』の役が象徴的で、任侠心というものを感じさせない悪役を演じ切るのが上手く、実録ヤクザ映画の体現者といってもよい表現者でした。恐らく今の時代なら、渡瀬恒彦さんはもっとソフトな感じで売り出されていたのでしょうね。

 ただ長らく「活きのいい若手組員」役のイメージが強過ぎたのか、そこから抜け出せなかったようにも思えました。しかし歳をとられてからは刑事役などもされて幅が広がり、理想的ともいえる俳優人生を歩まれました。

 裏社会とのお付き合いも昔はあったのでしょうが。変な噂が立つこともなく、その辺りはちゃんと対応されていたことが分かります。そこはお兄さんの渡哲也さんから学ばれていたところはあった思います。

 72歳という年齢は若く、もっとご活躍できたはずです。残念の一言です。


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